トレー・容器の豆知識

食品トレー・容器の豆知識

食品トレーなどの食品容器は、食品の破損防止や鮮度保持という大切な役割を担っています。しかしそれ以外にも、使い方次第でさまざまな効果が期待できることをご存じですか? このページでは、あまり知られていない食品トレーや容器の豆知識をご紹介します。

食品トレーを改善すると・・・

ふた付きトレーで 破損防止機能を高められる

ふた付きトレーで 破損防止機能を高められる

惣菜や精肉、鮮魚を入れる容器には、汎用の白トレーがよく使われます。この場合、業務用ラップフィルムを巻いて包装しますが、ラップは強度が低いのが難点。何かに強く当たるとラップが破れ、中の食品まで破損してしまうおそれがあります。ラップではなくふた付きトレーを使うことで破損防止機能が高まり、商品に傷が付きにくくなります。

また、ラップを巻いただけのトレーを重ねると、中の食品が破損するおそれがあります。しかしふた付きトレーに入れれば重ねることができるので、売場面積を有効活用できるというメリットもあります。

透明容器で 鮮度が伝わる

透明容器で 鮮度が伝わる

透明な容器を使うと中身が見えやすくなり、光の当たり方も変わります。サラダや精肉、鮮魚などを多角度から見ることが可能になるので、鮮度が伝わり、お客様に安心感を与えられます。鮮度が下がったものが判別しやすくなるので、品質管理の精度が上がるというメリットも。

容器の形状を変えて ボリューム感を演出

容器の形状を変えて ボリューム感を演出

容器の形を工夫すれば、同じ量でもボリューム感たっぷりの印象に。丸トレーから角トレーにするなど、形を変えるだけでお客様の目に留まりやすくなります。

デザイントレーで 手に取りたくなるデザインに

デザイントレーで 手に取りたくなるデザインに

無地のトレーからカラートレーや木目調、ふた付きトレーにすることで、高級感を演出できます。中身によって和風のデザインや、さわやかな色味のデザインなどを使い分け、売場に華やかさとキャッチーさをもたらしましょう。

材質の解説

材質 略称 常用耐熱温度 主な用途
紙(再生紙など) 紙製品 - 紙トレー、弁当箱など
ポリプロピレン PP製品 -15~110℃ 家電部品、コンテナ、トレー、パレットなど
ポリプロピレン+フィラー PPフィラー製品 -15~130℃ ボックス中仕切り、電子レンジ対応容器など
アモルファス・ポリエチレンテレフタレート A-PET製品 0~60℃ 食品容器(惣菜、つくだ煮、ケーキなど)、飲料カップ、クリアホルダーなど
ポリスチレン PS製品 -5~80℃ 食品用トレー、カップ麺容器、魚箱など
耐衝撃性ポリスチレン HIPS製品 -5~80℃ オードブル容器、弁当容器、ボックス中仕切りなど
二軸延伸ポリスチレン OPS製品 -5~80℃ トレーのふた(透明)など

食品容器の歴史

包装資材・食品容器は私たちの生活に寄り沿い、食材や食卓メニューの変化とともに進化を続けてきました。女性の社会進出や少子高齢化を受け、食卓を囲む人の姿も以前とは変わったものになっています。ここではそんな時代の変化と、それにともなう食品容器の変遷を追っていきます。

1950年代 欧米の影響を受け、食生活が変化。インスタントラーメンが誕生する。
1960年代 アパートやマンションといった集合住宅が徐々に増え始め、多くの家庭で食卓がちゃぶ台からテーブルに。スーパーの食品売場に発泡スチロール製の食品トレーが登場。
1970年代 カップ麺や持ち帰り用の弁当の需要が増え、食品容器の需要もともなって拡大。木目の弁当容器が登場する。
1980年代 バブルの影響で食にも華やかさが求められ、食品容器もデザイン性が追及されるようになる。カラートレーが登場し、店舗から自宅まで食品を運ぶだけでなく、食器としても使われるようになる。
1990年代 バブルが崩壊し、社会全体が質素堅実に。環境対策への関心が高まり、食品容器にもリサイクル性能が求められるようになる。ふた付き容器が発売され、盛り付けの自由度が上がるとともに店頭スペースの効率化が進む。
2000年代 不況が続く中で「プチ贅沢」が求められ、外で買ってきた食品を家庭で食べる「中食」が注目を集める。食品容器にも機能性だけでなく、華やかさやボリューム感の演出など多方面にわたる役割が求められ、多様化が進む。

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