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トータルサポーターとして店舗の
業務効率化と利益向上に貢献します
福岡県で包装資材・食品容器等の卸売および小売を扱う「株式会社マツレン」の事業内容をご紹介します。当社は、お客様からご注文いただいた商品をご提供するだけではありません。包装資材・食品容器を見直すことで、売り場や店舗のお悩みを改善することができます。飲食業のお客様へ向けたさまざまなサポートも行っています。福岡県のほか九州一帯(佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)、山口県のエリアでのご依頼をお待ちしております。
事業内容
マツレンの主な事業は、包装資材・食品容器といった「食品パッケージ」の卸しです。しかし、その業務を通じ、店舗や事業の総合的なサポートをするのが私たちの真の使命です。ここでは私たちの仕事や存在意義を分かりやすくお伝えいたします。
パッケージやトレー・梱包資材の卸しについて
食品がお客様の手元に届く時、必ず「売り場」と「容器」が必要になります。当たり前過ぎて却って意識しないかも知れませんが、お弁当を机の上に裸で置くわけにはいきませんよね。メーカーから容器を店舗に届け、華やかに売り場や食品を彩った時、初めてお客様がそれらを手にして店舗の利益につながります。私たちの仕事は【メーカー】と【店舗】と【消費者】を繋ぎ、そうした「食の当たり前」を創っていく仕事と言えます。
発生する課題と仲介業の価値
食品パッケージがあるということは、それを製造したメーカーがいます。そしてそれを必要とする店舗があるのです。ですが、困ったことにここで様々な問題が起きてきます。
メーカーと店舗の基本ロットの差
店舗は100単位で仕入れないと管理が出来ない。しかし、メーカーは1000単位で売らないと利益が出ない。規格がそれぞれ違うために生まれてしまう不具合を、誰かが調整しなければなりません。そしてそこには両者のニーズや都合を把握する専門性が求められます。
必要商品ごとに発生する仕入れ作業
店舗には数多くの容器や資材が必要です。ですが、売り場のプロがそのまま資材や仕入れのプロかと言われると必ずしもそうではありません。また別の専門分野と言えるでしょう。店舗に並ぶ食材や目的ごとに違う容器をあてがわねばなりません。それぞれの容器の特徴を理解し、それぞれのメーカーと商談し、仕入れて管理する…想像以上に難しく労力のかかる作業ではないでしょうか。そこで我々、専門家が仲介しニーズを把握した上で窓口を一本化し、的確に商品を卸してコストをカットしていく、そうしたサポートの必要性が出てきます。
店舗ごとの物理的な限界
またそれだけ多種多様な商品を自社の倉庫や作業場に保管しなければならないとなった時、十分なスペースが確保できない店舗も出てきます。崩れてくる容器に埋もれ作業がままならない……こうした状況は是非とも解消したいところではないでしょうか。
そこで自社倉庫と運送手段を持ったマツレンが介在し、各店舗の消費ペースなどを鑑みながら商品を定期的にお届けします。単純に運んで終わりではなく、マネジメントも同時に提供するのです。
トータルサポーターとしてのマツレン
さて「食品パッケージの卸し業」という言葉の奥に広がる業務の専門性と幅広さを少し紹介できたかと思います。他にも様々なシーンで、私たちの専門性を発揮出来れば思っております。
コスト・デザイン・機能性の高いバランスを目指して
デザインと機能性を維持しながら、コストを抑えていく。これは非常に高い専門性が求められる要素です。基本的にはそれらはトレードオフの関係にあり、コストをかけるほどいい商品が手に入り、コストを減らした分だけ商品の質も落ちていきます。その無理を通すためには専門性に支えられた工夫が必要です。
またさらに難しいのはその専門性を有した人材を教育したり獲得するにもコストがかかるという点です。そうした場面でこそ我々のような「外部のプロ」が真の価値を提供できると思っております。課題だらけの現場の中、総合マネジメントも含め私たちを頼っていただけますと幸いです。
軽視できない「見た目」や「印象」の効果
こと飲食サービスにおいて「美味しそう」という印象は大切です。はっきりと意識することはなくても消費者心理に訴えかけ、購入を促します。極端な例ですが、中身は一緒なのに容器や演出を変えただけで2倍の売り上げになった、という事例も存在します。またそうした結果に繋げるため、メーカーも新しいトレーを開発しては展示会を行ったり、各企業のバイヤーや私たちのような仲介者はそれらを研究し会社に持ち帰ります。そうした専門分野が集まり今日の食品売り場は作られているのです。マツレンはそうしたプロの立場からお客様の利益に貢献できればと思っています。
脱プラ問題
昨今の脱プラの流れを無視することはできません。実店舗でも同様で、機能性とコストを保ったまま容器の性質は変えていく必要があります。それはやはり最新のトレンドを吸収し続けている会社にしか提供できないものだと思います。実際にマツレンでは、環境とパッケージに関する社内勉強会を重ね、日々自分たちの知識をアップデートしています。
閉じやすい蓋は開きにくい蓋でもある
店舗のスタッフとしては作業のしやすい容器でも、肝心のエンドユーザーからすればやたらと開かない食べにくい容器かも知れません。相反するニーズに対応できる商品や手法は何か、常にアンテナを張り商品知識を仕入れています。
もしかしたら将来的には「エコバッグ」ならぬ「エコランチボックス」が普及するかも知れません。エンドユーザーが個々のお弁当箱を持ちより、お弁当の中身だけを購入して持ち帰る…そんな未来も無いとは言い切れません。そうしたいつ変わるとも知れない世の中に対応し続けていくために、マツレンは日々の研鑽を怠ることなく業務にあたる所存です。フードサービスのトータルサポーター「マツレン」をどうぞ皆様よろしくお願いいたします。
トレー・容器の基礎知識
食品トレーなどの食品容器は、食品の破損防止や鮮度保持という大切な役割を担っています。しかしそれ以外にも、使い方次第でさまざまな効果が期待できることをご存じですか? 食品パッケージ・トレーを改善するメリットを紹介します。
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ふた付きトレーで 破損防止機能を高められる!
惣菜や精肉、鮮魚を入れる容器には、汎用の白トレーがよく使われます。この場合、業務用ラップフィルムを巻いて包装しますが、ラップは強度が低いのが難点です。ラップではなくふた付きトレーを使うことで破損防止機能が高まり、商品に傷が付きにくくなります。また重ねることで、売り場面積を有効活用できるというメリットもあります。
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透明容器で鮮度が伝わる!
透明な容器を使うと中身が見えやすくなり、光の当たり方も変わります。サラダや精肉、鮮魚などを多角度から見ることが可能になるので、鮮度が伝わり、お客様に安心感を与えられます。鮮度が下がったものが判別しやすくなるので、品質管理の精度も上がります。
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容器の形状を変えてボリューム感を演出!
容器の形を工夫すれば、同じ量でもボリューム感たっぷりの印象を与えることができます。丸トレーから角トレーにするなど、形を変えるだけでお客様の目に留まりやすくなります。
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デザイントレーで手に取りたくなる見た目に!
無地のトレーからカラートレーや木目調、ふた付きトレーにすることで、高級感を演出できます。中身によって和風のデザインや、さわやかな色味のデザインなどを使い分けることで、売り場に華やかさとキャッチーさをもたらすことができます。
材質の解説
※表は左右にスクロールして確認することができます。
材質 | 略称 | 常用耐熱温度 | 主な用途 |
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紙(再生紙など) | 紙製品 | - | 紙トレー、弁当箱など |
ポリプロピレン | PP製品 | -15~110℃ | 家電部品、コンテナ、トレー、パレットなど |
ポリプロピレン+フィラー | PPフィラー製品 | -15~130℃ | ボックス中仕切り、電子レンジ対応容器など |
アモルファス・ポリエチレンテレフタレート | A-PET製品 | 0~60℃ | 食品容器(惣菜、つくだ煮、ケーキなど)、飲料カップ、クリアホルダーなど |
ポリスチレン | PS製品 | -5~80℃ | 食品用トレー、カップ麺容器、魚箱など |
耐衝撃性ポリスチレン | HIPS製品 | -5~80℃ | オードブル容器、弁当容器、ボックス中仕切りなど |
二軸延伸ポリスチレン | OPS製品 | -5~80℃ | トレーのふた(透明)など |
食品容器の歴史
包装資材・食品容器は私たちの生活に寄り沿い、食材や食卓メニューの変化とともに進化を続けてきました。女性の社会進出や少子高齢化を受け、食卓を囲む人の姿も以前とは変わったものになっています。ここではそんな時代の変化と、それにともなう食品容器の変遷を追っていきます。
1950年代 | 欧米の影響を受け、食生活が変化。インスタントラーメンが誕生する。 |
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1960年代 | アパートやマンションといった集合住宅が徐々に増え始め、多くの家庭で食卓がちゃぶ台からテーブルに。スーパーの食品売り場に発泡スチロール製の食品トレーが登場。 |
1970年代 | カップ麺や持ち帰り用の弁当の需要が増え、食品容器の需要が高まる。木目の弁当容器が登場する。 |
1980年代 | バブルの影響で食にも華やかさが求められ、食品容器もデザイン性が追及されるようになる。カラートレーが登場し、店舗から自宅まで食品を運ぶだけでなく、食器としても使われるようになる。 |
1990年代 | バブルが崩壊し、社会全体が質素堅実に。環境対策への関心が高まり、食品容器にもリサイクル性能が求められるようになる。ふた付き容器が発売され、盛り付けの自由度が上がるとともに店頭スペースの効率化が進む。 |
2000年代 | 不況が続く中で「プチ贅沢」が求められ、外で買ってきた食品を家庭で食べる「中食」が注目を集める。食品容器にも機能性だけでなく、華やかさやボリューム感の演出など多方面に渡る役割が求められ、多様化が進む。 |
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